今年度の現場見学会を、令和3年7月28日(水)に開催しました。当協会では若手社員を対象に、鳥取県産業人材育成センター倉吉校の協力をいただき、岩美道路での橋梁上部工事と、トンネル工事の2か所の現場見学に行きました。
岩美道路は、地域の安全・安心の向上を図るとともに、日本海沿岸の観光拠点を結ぶ骨格道路として、地域経済の発展に役立つことを目的としています。
1つ目は、浦富高架橋の橋梁上部工事の見学を行いました。概要説明をうけた後、普段は立ち入ることができない上部工に登り、吉田川方面に向かって架設工事の現場を約250メートル歩き、現場の様子を見学しました。
2つ目は、牧谷トンネルのトンネル工事現場を見学しました。トンネル内に入り概要説明をうけた後、トンネル掘削機械の1つであるタイヤショベルが実際に動く姿を目にし、工事現場の規模の大きさを実感しました。
今回、2か所の現場を見学した若手技術者は、道路やトンネルが完成し開通することで、生活の利便性向上に繋がることを学び、また岩美道路が地域住民にとって必要不可欠な自動車道であることを理解しました。ただ、コロナ禍ということもあり、マスクをつけ炎天下の中で作業を行っていた工事関係者の姿を目にすると、道路が完成し開通することは決して当たり前ではないことも学んだ、現場見学会でした。
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令和3年度現場見学会を開催しました
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